【リスまま】8月のミニドラマ第一話
- minori-suzu
- 2015年8月6日
- 読了時間: 3分
リスままー!
8月のミニドラマは探偵ものに決まりました!
はたまた奇跡的なコラボがあり、もりちゃんさんといっちゃんさんの”探偵もの”というアイデアがかぶりましたので、お二人の案をミックスしたものになっています。
登場人物は、
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ルイキュール・ポワロ:るいさん
チャーロック・ホームズ:ちゃおりさん
ミス・ミープル:みのり
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です。
では、早速第一話です!
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原案:もりちゃんさん・いっちゃんさん
ここは、世界的な名探偵たちの集まる、リスまま探偵社。
都会の一角にある、ヒビの入ったビルの三階で人知れず営業していた。ちなみに、一階は牛丼屋、二階はテナント募集中。
ルイキュール・ポワロは、朝から苛立っていた。
ポワロ「モン・デュウ!なんですか、この汚い部屋は!」
ミープル「あら、おはよう。ポワロさん。今日は遅いのね。」
ポワロ「ボンジュール、ミスミープル。なんですか、この惨状(さんじょう)は。」
ミープル「ホームズさん、昨夜は事務所に泊まったそうなの。あとは、分かるでしょ?」
ポワロ「ノン!ムッシュホームズ、ここはあなたの家ではありません。仕事が終わったら、ベーカー街に帰って寝てください。」
ホームズ「些細なことですよ、ポワロさん。それより、僕の知的好奇心を満たすような興味深い事件を提供してください。」
ポワロ「何を言っているんです。仕事を選んでいる場合ですか。家賃1年分未払い!光熱費半年分未払い!一階の牛丼屋のツケ3ヶ月分未払い!分かりますか、ムッシュ!」
ミープル「今まで、一件も依頼がないものね。まあ、ホームズさん、電話ですよ。」
ホームズ「はい、こちらリスまま探偵社。いかにも、私がチャーロック・ホームズですが。ええ、…飼い猫の美雪が行方不明に。そうですか。では、失礼。」
ポワロ「ノン!」
ホームズ「どうされましたか?」
ミープル「事件の依頼だったのではないの?」
ホームズ「ええ。ですが、取るに足りない事件でしたよ。」
ポワロ「そんな事を気にしている場合ですか!」
ミープル「なんてことかしら。はじめての依頼なのよ。」
ポワロ「そうですよ!なんとしても、依頼料を貰わなくてはなりません。」
ホームズ「なるほど。ヒゲ用のポマードを買うお金すらなくなったということですか。」
ミープル「どうしてそう思うの?」
ホームズ「左右でひげの形が違っていますね。右のヒゲにポマードを付けた後、左側にも付けようと思ったが、ポマードを切らしてしまった。右側は、左側よりも櫛削った跡があります。右に付けたポマードを搾り取ろうとしたが、上手くいかず、水で濡らして体裁を整えたというところですか。ポワロさんらしくありませんね。」
ポワロ「誰のせいだと思っているのですか!次に電話が来たら、このポワロが取りますからね。」
ホームズ「ええ、是非お願いしますよ。」
ミープル「あら、また掛かってきたみたいよ。ポワロさん。」
ポワロ「はい、リスまま探偵社、ルイキュール・ポワロです。なんですか、ムッシュ。落ち着いてください。猫の美雪ちゃんが誘拐されたと。ポワロがこの身に代えてもお探しします。身代金?犯人から連絡があったのですか?金額は…、5億ですか!ええ、ええ。ルイキュール・ポワロ、チャーロック・ホームズ、ミス・ミープルの3人で、これから伺います!……、ふぅ、これでポマードが買えます。さあ、早速行きますよ。」
ミープル「猫に5億。興味深い事件ね。お金のためなら、何だってする人がいるのよ。」
ホームズ「2人で行ってきてください。僕は、ここでトッピンチョコの7%溶液を楽しんでますよ。」
こうして、ホームズはお留守番。ポワロとミス・ミープルの2人で現場に向かうことに。どうなる、リスまま探偵社!
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事件は解決できるのか?
第二話の応募締め切りは、9日(日)の18時までです!
台本などなど、お待ちしています。
ふつおた・無茶ぶりは、11日(火)の18時くらいまで。
どしどし送ってください!
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