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【リスまま】7月のミニドラマ1話目

  • minori-suzu
  • 2015年7月9日
  • 読了時間: 3分

リスままー!

木曜日は『リスナーに言われるがまま!』、通称リスままの放送日です。

今日から、7月のミニドラマコーナーが始まりましたね!

この口の悪い三匹がどうなってしまうのか、台本、はたまた「こんな展開どう?」という案などありましたら、リスエストフォームまで!

「沙悟浄が爆発する」とか一文でもOKですよ!

3人でワキャワキャ選びます。

てな訳で、第1話目です!

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ラジオドラマ第2弾  第1話

新説西遊記

三蔵法師を探して三千里(ハチャメチャ珍道中)

猪八戒(豚)・・ちゃおりん

沙悟浄(河童)・・みのりん

悟空(猿)・・・るい

3匹のハチャメチャぶりを大きな心で許していた流石の三蔵法師も、ある日突然、堪忍袋の緒が切れ、寝ている間に消えてしまった!

3匹は五月蠅いヤツが消えて清々していたが、そこへお釈迦様が現れ「お前たち、三蔵を無事に天竺へ連れて行き戻って来なければ!悟空、お前は死ぬまで餌無しで檻の中!沙悟浄はミイラにして桐の箱の中!八戒はトンカツにして人間に食わせるぞ!逃げても無駄だって事は判っておるな!」とお説教。尊きお釈迦様に向かって、事もあろうに三匹は大ブーイング…するところからお話は幕を開けるっ!

3人「え~~~~~~」

るい「ふんっ!今度こそ逃げ切ってやる。」

ちゃお「トンカツ?ふざけるなよ!」

みのり「あっかんべ~~!」

るい「釈迦がなんぼのもんじゃい!こちとら筋斗雲があるんじゃい!」

ちゃお「俺を料理しようなんて人間は、食ってやる!」

みのり「おまえのカーチャン、でーべそ!」

るい「この悟空をなめんじゃねえ!」

ちゃお「豚の丸焼き、大盛りで持ってこいや!」

みのり「おまえのカーチャン、でーべそ!」

るい「……あれ?なんかヤバくね?」

ちゃお「なんか初めて見る顔してんだけど。」

みのり「ちょ、ま。嘘、嘘嘘嘘です!お釈迦様のお母様って、や、優しいですよねー。遊びに行くと、いつも、ふ菓子出してくれますもんね!」

3匹「あははははっ!…い、行ってきま~す!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ちゃお「あーあ、また砂漠に逆戻りかよー。豚の丸焼き食いたかったなー。腹減ったー。」

みのり「ちっ、河童の俺が一番大変だって分かってんのか?俺の頭はてめえらと違って、繊細なんだからよ。とっとと歩けよ!」

るい「あー、うるせぇ!何でお前らと一緒なんだよ!俺だけなら筋斗雲でチョチョイって探せるのに。」

みのり「一緒にって言われてるんだから仕方ないだろ。」

ちゃお「俺と沙悟浄も乗せれば良いだろ!」

るい「お前ら、臭いからダメ。」

みのり・ちゃお「悟空もじゅうぶん臭い!」

るい「うるさい!これはマーキングだ!お前らは、絶対、断固として、乗せない!」

ちゃお「じゃー文句言うな!」

みのり「全くだ。」

るい「ああああ〜、聞こえませ~ん。」

みのり「悟空、テメェ!…うっ、とにかく早く三蔵様探して砂漠を抜けようぜ。頭の皿がカラカラで、そろそろヤバい…。」

ちゃお「ってあれ見ろよ!三蔵ちゃんじゃね?」

るい「おおお~いたいた~。楽勝じゃ〜ん!…ん?なぁ、三蔵って人間だったよな?あいつシッポがあるぞ。」

ちゃお「えっ?もしかして、これバトんなきゃいけない系?無理!腹減った!やっつけるのはメシ食ってから。」

みのり「はあああ~?」

るい「そうだな。戦いは、…来週にしよう!」

みのり「はあああ〜?」

ちゃお「おい沙悟浄、メシ食うから皿貸せや。」

アホなのか呑気なのか、全く緊張感のない3匹の珍道中。この後、どのように展開していくのか?

(台本:もりちゃんさん 編集:みのり)

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シッポの生えた三蔵様は、一体何者でしょう?


 
 
 

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