6月のミニドラマ【完結編】
- minori-suzu
- 2015年7月3日
- 読了時間: 10分
もうすぐ、7月のミニドラマコーナーが始まる・・・その前に、6月のミニドラマコーナーをまとめてみました!こんな展開でした。
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『第一話 作:もりちゃんさん 編集:みのり』
ちゃおりー:茶織さん
ルイ美豚:るいさん
美野原鈴美:みのり
ちゃお「はぁ〜、今日も誰も来てくれなかったな。これから本番なのに…。どうすれば人気が出るんだろう。」
るい「〜(可愛く音痴な歌)〜」
ちゃお「何であんな歌みんな聴きにくるんだろ~?まったく、近頃の男と来たら化粧さえ巧ければ良いんだろ!素顔観てからチケット買えよ!バカ共め!」
(みのり「随分荒れていますね。」)
ちゃお「……はぁ〜、準備しよう。」
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るい「は~疲れた~。あ、ちゃお〜!ちゃおももう少しで出番だね」
(みのり「お疲れ様です。」)
ちゃお「お疲れ様。どうだった?」
るい「ばっちり!楽しかった〜。ちゃおもガンバってね!」
ちゃお「てかさ美豚さ。声が可愛んだからさ、少し歌のレッスンしたら?もったいないよ。」
るい「はっ?あんた誰にクチきいてるの?!るいだよ、私は。ルイ美豚だよ!わかってるの!」
ちゃお「アドバイスしてあげてるだけでしょ。あんな歌じゃファンが逃げてくよ。」
るい「ちゃおに言われたくないよ!私の歌の、どこが下手だって言うんだよ!」
ちゃお「音痴じゃない!」
みのり「ああの~」
2人「ぎゃ~鈴美じゃない!いつから居たの?」
みのり「えっ?お二人より前に居ましたけど・・・・(ニヤケながら)」
ちゃお「もうビックリさせないでよ。それよりあなたも思うでしょ?美豚の歌!酷くない?」
るい「まだ言ってるの?蹴るよ!おまえよりマシだよ」
みのり「あああああの~」
2人「何?」
みのり「あああああの〜。……えーと。誰かお助けください。この状況は正直に答えるべきか、気を使うべきか。どちらの答えにするべきでしょうか・・・・・?」
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『第二話 作:くりぼーさん案 編集:ちゃおりさん』
みのり「美豚さん、歌うまいと思います。けど…」
るい「けど?」
みのり「歌のレッスンをして、更に上手くなるのもアリかと…」
るい「そうね~。歌うことは好きだし、いま以上に上手くなったら敵なしね。おーっホホホホホホ。」
ちゃお(心の声)「鈴美のやつ、うまく美豚を誘導したわね(ニヤリ)」
るい「よし!決めた!歌のレッスンするわ!」
ちゃお(心の声)「ふふ…この子がのん気にレッスン受けてる間に、美豚ファンを私のファンにする策を練らねば…!」
るい「2人”は”歌ヘタなんだから、もちろん一緒に受けるよね?(満面の笑顔)」
2人「ええ、それは、もちろ・・・ええええええええええええええ!?」
みのり「えっ、いや、私はいいですよ…美豚さんと同じレベルでは受けられないですし…(小声)いろんな意味で。」
るい「何言ってんの!あたし直々に教えてあげるって言ってんのよ!」
ちゃお「い、いいわよ!ホラ、美豚も忙しいんだしさ…」
るい「このくらいで忙しいとか言ってどうするの!?売れる気ないわけ!?」
みのり「あ、あの、あの…」
ちゃお「はぁ…仕方ないなぁ~歌のレッスンをすすめたのは私だし。」
みのり「えっ!?」
ちゃお「言い出しっぺの法則ってあるしね、私も受けるわ。」
みのり「ああああああ~」
2人「何?」
みのり「あああああ~、……えーと、誰かお助けください。この状況は気の進まないレッスンを受けないと答えるべきか、気を使うべきか。どちらの答えにするべきでしょうか・・・・・・?」
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『第三話 作:もりちゃんさん・くりぼーさん 編集:みのり』
みのり「ああああああ~」
2人「何?」
みのり「あああああ~、……えーと、誰かお助けください。この状況は、気の進まないレッスンを受けないと答えるべきか、気を使うべきか。どちらの答えにするべきで
しょうか・・・・・・?」
みのり「ああああのですね、そのレッスンの講師なんですが」
るい「なに?知ってるの?イケメンなの?若いの?」
ちゃお「えっ!鈴美知り合い?イケメン!!絶対に行くわよ!美豚は大丈夫!レッスンなんて要らない!十分に上手いから!(心の声:ふふふ、ファンは取れなくても女の幸せだけは絶対に渡さない!最後に笑うのは私よ!!)」
るい 「はっ?何言ってるの?ちゃおりー。貴方が言いだしたんでしょ?とっとと行くわよレッ・ス・ン!」
みのり「あの~盛り上がってるようですが・・・、私です!」
2人「鈴美は来なくていい!!」
みのり「いや、ですから私なんです。」
るい「意味不明。」
ちゃお「いいよ、来なくて。」
みのり「いや、そうではなくて!講師は私なんです。ゴメンナサイ!」
2人「は?」
みのり「あ、いや、えっと、その、あの。」
2人「は?」
みのり「ひー!あ、いえ、その、ちゃおりーさんのレッスンを受けたい、なー…。」
るい「は?」
みのり「うっ。いえ、そそそその、カリスマアイドル美豚さんのレッスンを受けたい、です…。」
ちゃお「は?」
るい「なんなの、鈴美?」
みのり「あ、えっと…。」
るい「たまには良いこと言うじゃない!そうよねー。私レベルになれば、人に教わる必要なんてないもの!2人とも、喜びなさい!このルイ美豚が、直々にレッスンをつけてあげるわ。」
ちゃお「は?何よそれ!イケメン講師を出しなさいよ!」
るい「ちゃお、これはあなたにとってもチャンスなのよ。アイドルになれば、世界中のイケメンからモテモテよ。人気の秘密、知りたくない?」
ちゃお「うっ…。」
るい「もちろん、鈴美は来るわよね?」
みのり「ひっ。は、はいー!行かせていただきます…。」
ちゃお「はぁ〜、仕方ないわね。鈴美が行くなら、私も付き合ってあげるわ。(心の声:人気の秘密ですって!ふふふ、モテモテになって、美豚のファンをもぎ取ってやるわ、ふふふふふ。)」
るい「よーし!じゃあ、一週間後にここに集合ね!」
ナレーション:一週間経過
るい「二人とも一週間ぶり~って、どうしたの?その格好!?」
ちゃお「どうしたのって気合いを入れて、私の好きなブタちゃん柄の服で来たのよ!どう?似合う?」
るい「う、うん、似合う似合う…。で、鈴美のその服は、これからサバイバルゲームに行くの?」
みのり「わ、私も気合いを入れて無人島で生き抜く勢いで、迷彩服で身をかためて来ました!」
るい「(心の声:二人とも大丈夫かしら)二人の本気は伝わったわ!じゃあ、歌のレッスンを始めます。まずは何事も体力が基本ということで、ランニングに行くよー!」
2人「はーい!」
るい「はぁはぁぜぃぜぃ、だいぶ経つけど、もう何キロ走ったのかしら。後ろの二人ももうクタクタな頃ねって、す、涼しい顔で後ろをついて来てるわ!!!」
ちゃお「毎日のバイトに比べれば、こんなのへっちゃらよ!」
みのり「交通費代を浮かすために何時間も歩いててよかったー!」
るい「ランニング終了~はぁはぁぜぇぜぇ、走り慣れてるようね。声はお腹から!ということで腹筋を始めるわよ!」
るい「いち、に、さん、し!……(心の声:あれ?もう何回やったかしら?二人も、もう疲れて…す、涼し顔して全然ペースが落ちてないだと!?こいつら化け物か!)ふ、腹筋終了~!二人ともなかなか、やるわね!これは、どうかしら?歌の上達のコツは、舌の根の部分を柔らかくすることよ!さあ、これを3回噛まずに言ってみて!『あおいうえおあお、あおいうえおあお、あおいうえおあお』」
ちゃお「あおいうえおあお、あおいうえおあお、あおいうえおあお」
みのり「あおいうえおあお、あおいうえおあお、あおいうえおあお」
るい「(心の声:これもクリアしただと!?イケる!この二人とならイケるかも!)まさか、二人がここまでついてこれるとは思ってなかったわ!もっと、高い目標を狙いましょう!アイドルへの登竜門の、このオーディションに、3人ユニットとし
て出場を目指して頑張るわよ!いいわよね?」
二人「えっ!?レッスン始めたばかりなのに、いきなり?」
みのり「あ、あの、あの…」
ちゃお「(心の声:いきなりで、びっくりしたけど、のぞむところだわ!)もちろん、受けるわ!」
みのり「あ、あの、あの…」
るい「ちゃおなら言うと思ったわ!」
みのり「あ、あの、あの…」
二人「何?」
みのり「あああああ~、……えーっと、誰かお助けください。話に流されてここまで来たけど、この状況はオーディションを受けないと答えるべきか、気を使うべきか。
どちらの答えにすべきでしょうか・・・・・・?」
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『第四話 作:くりぼーさん』
ナレーション:前回までのあらすじ。アイドルオーディションに一緒に受けるか迷う鈴美であった。
みのり「ああああの、わかりました!オーディション、受けさせていただきます!」
るい「よし!じゃあ、オーディションに向けてがんばるわよー!」
ナレーション:一週間後、オーディション当日。
るい 「とうとう、この日が来たわねー。みんなー!円陣を組んで気合いを入れて出発するわよ!」
るい「私たちは可愛い!」
3人「私たちは可愛い!」
ちゃお「私たちは出来る!」
3人「私たちは出来る!」
みのり「私たち人類みな兄弟!」
2人「私たち人類みな兄弟?」
るい、ちゃお「ぷっ!鈴美、何よそれー」
ちゃお「でも、おかげでイイ感じに肩の力が抜けて、オーディションに行けるわ♪」
るい「さあ、最後の掛け声をいくよ!えいえい」
3人「おー!!!」
ナレーション:オーディション会場に向かうバスの中。
ちゃお「バス、ひさしぶり~♪なんか、修学旅行を思い出さない?」
るい「遊びに行くんじゃないんだよ!」
みのり「あ、えっと…バスの揺れが大きくないですか?」
るい「こんなもんじゃない?」
ちゃお「あっ、あれ見て!運転手さんがハンドルに顔を埋める!!!」
みのり「運転手さん、起きてください。朝ですよ~」
ちゃお「鈴美、違うわ!この運転手さん、心肺停止状態になってる!」
るい「よし!私の出番ね!運転代わるから、この人を運転席からおろして!さあ、いくわよー!」
みのり「す、すごい!前を行く車を次々と、ごぼう抜きしてる!」
ちゃお「美豚、車の免許証、持ってたっけ?」
るい「何それ?持ってるわけないじゃん!ゲーセンのイニシャルDで磨いたドライビングテクニックよ♪」
ちゃお、みのり「ひぃいいいいいいいいい」
ちゃお「スピード落として、わきにバスを停めなさい!」
ナレーション:バス道路わきに停まる。
ちゃお「ふぅ~途中から生きた心地しなかったわ!」
みのり「救急車を呼んだので、すぐ来ると思います。」
ちゃお「鈴美、サンキュー!」
るい「私の運転のおかげで、かなり進んだから、ここからは歩いて行くわよ!」
ちゃお「(心の声:こいつの乗る車には、もう絶対に乗らない!)」
みのり「なんか、空の雲行きがおかしくなってきましたねー」
るい「誰か、傘持ってきた?」
ちゃお「テニスラケットならあるわよー♪」
るい「どうしてアイドルのオーディションにテニスラケットを持ってきたのよー?」
ちゃお「(心の声:ふふ、自己紹介でラケットを可愛く振ってアピールするため
さ!)」
みのり「空から何かが……これは、ひょうです!!!」
るい、ちゃお「えっ!?」
るい「痛、痛!!!こんな時に降るんじゃないよー!」
ちゃお「私にまかせな!」
みのり「す、すごい!!!軽やかなフットワークと巧みなラケットさばきで、私たちの上に落ちてくるひょうを全て打ち返してる!!!」
ちゃお「だてに、プロテニスの試合をテレビで見てないわ!」
るい「ちゃお、ありがとう♪あんなのが当たってたらオーディションどころじゃなかったわ!ひょうに時間をくったから急いで行くわよ!」
ナレーション:オーディション会場のすぐ近く。
るい「いろいろあったけど、遅刻せずに着きそうね♪」
みのり「ま、前の方から変な人が来ます。」
るい、ちゃお「変な人?」
ちゃお「あれは…手に銃刀法違反的なものを持ってフラフラと歩いてる通り魔ね!」
るい「こんな忙しい時にー!こっちはオーディションに向かう途中で忙しいっちゅーの!」
みのり「ここは、私の出番のようですね!お二人は離れててください!」
るい、ちゃお「だ、大丈夫?」
みのり「ふぉあちゃー!はータタタタタター!弱ってきたわね!必殺!かまきりキーック!キック!キック!キーック!!!」
みのり「もう大丈夫です♪終わらせてきました(^^)」
るい、ちゃお「すごーい!!!!」
るい「どこで憶えたの?あれはなに?」
みのり「護身術です。昔、ちょっと学んだんで。」
ちゃお「(心の声:あれは護身術というより、カンフーのような気がするが細かいことはいいか笑)」
るい「変な邪魔が入ったけど、ここがオーディション会場よ!
ん?扉に何か紙が…『今日、予定していたオーディションは悪天候で出場者が来れないため、後日行います』」
3人「ええええええええええええええ」
るい「さっき降ってきたひょうのヤツのせいかー!」
ちゃお「確かに、時間なのに来てるのは私たちだけね笑」
みのり「仕方ないですね。」
るい「けど、この3人なら、どんな困難も乗り切れると確信したわ!次こそは、オーディション合格目指すわよ!」
3人「おおおおおおお」
ナレーション:3人の未来はつづく。TO BE CONTINUED...→
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6月のミニドラマコーナーでした!
アイデアを送って下さった皆様に感謝!
7月も、まだまだやりますよ。
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