ミニドラマシリーズ第三話
- minori-suzu
- 2015年6月18日
- 読了時間: 4分
こんばんリスまま。
今回のミニドラマは、お便りを送って下さった方、お二人の合作となっています!
なのでボリューミーでした。内容も佳境に入っています。
早速、載せます!
ダダーン!
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みのり「ああああああ~」
2人「何?」
みのり「あああああ~、……えーと、誰かお助けください。この状況は、気の進まないレッスンを受けないと答えるべきか、気を使うべきか。どちらの答えにするべきで
しょうか・・・・・・?」
みのり「ああああのですね、そのレッスンの講師なんですが」
るい「なに?知ってるの?イケメンなの?若いの?」
ちゃお「えっ!鈴美知り合い?イケメン!!絶対に行くわよ!美豚は大丈夫!レッスンなんて要らない!十分に上手いから!(心の声:ふふふ、ファンは取れなくても女の幸せだけは絶対に渡さない!最後に笑うのは私よ!!)」
るい 「はっ?何言ってるの?ちゃおりー。貴方が言いだしたんでしょ?とっとと行くわよレッ・ス・ン!」
みのり「あの~盛り上がってるようですが・・・、私です!」
2人「鈴美は来なくていい!!」
みのり「いや、ですから私なんです。」
るい「意味不明。」
ちゃお「いいよ、来なくて。」
みのり「いや、そうではなくて!講師は私なんです。ゴメンナサイ!」
2人「は?」
みのり「あ、いや、えっと、その、あの。」
2人「は?」
みのり「ひー!あ、いえ、その、ちゃおりーさんのレッスンを受けたい、なー…。」
るい「は?」
みのり「うっ。いえ、そそそその、カリスマアイドル美豚さんのレッスンを受けたい、です…。」
ちゃお「は?」
るい「なんなの、鈴美?」
みのり「あ、えっと…。」
るい「たまには良いこと言うじゃない!そうよねー。私レベルになれば、人に教わる必要なんてないもの!2人とも、喜びなさい!このルイ美豚が、直々にレッスンをつけてあげるわ。」
ちゃお「は?何よそれ!イケメン講師を出しなさいよ!」
るい「ちゃお、これはあなたにとってもチャンスなのよ。アイドルになれば、世界中のイケメンからモテモテよ。人気の秘密、知りたくない?」
ちゃお「うっ…。」
るい「もちろん、鈴美は来るわよね?」
みのり「ひっ。は、はいー!行かせていただきます…。」
ちゃお「はぁ〜、仕方ないわね。鈴美が行くなら、私も付き合ってあげるわ。(心の声:人気の秘密ですって!ふふふ、モテモテになって、美豚のファンをもぎ取ってやるわ、ふふふふふ。)」
るい「よーし!じゃあ、一週間後にここに集合ね!」
ナレーション:一週間経過
るい「二人とも一週間ぶり~って、どうしたの?その格好!?」
ちゃお「どうしたのって気合いを入れて、私の好きなブタちゃん柄の服で来たのよ!どう?似合う?」
るい「う、うん、似合う似合う…。で、鈴美のその服は、これからサバイバルゲームに行くの?」
鈴美「わ、私も気合いを入れて無人島で生き抜く勢いで、迷彩服で身をかためて来ました!」
るい「(心の声:二人とも大丈夫かしら)二人の本気は伝わったわ!じゃあ、歌のレッスンを始めます。まずは何事も体力が基本ということで、ランニングに行くよー!」
2人「はーい!」
るい「はぁはぁぜぃぜぃ、だいぶ経つけど、もう何キロ走ったのかしら。後ろの二人ももうクタクタな頃ねって、す、涼しい顔で後ろをついて来てるわ!!!」
ちゃお「毎日のバイトに比べれば、こんなのへっちゃらよ!」
みのり「交通費代を浮かすために何時間も歩いててよかったー!」
るい「ランニング終了~はぁはぁぜぇぜぇ、走り慣れてるようね。声はお腹から!ということで腹筋を始めるわよ!」
るい「いち、に、さん、し!……(心の声:あれ?もう何回やったかしら?二人も、もう疲れて…す、涼し顔して全然ペースが落ちてないだと!?こいつら化け物か!)ふ、腹筋終了~!二人ともなかなか、やるわね!これは、どうかしら?歌の上達のコツは、舌の根の部分を柔らかくすることよ!さあ、これを3回噛まずに言ってみて!『あおいうえおあお、あおいうえおあお、あおいうえおあお』」
ちゃお「あおいうえおあお、あおいうえおあお、あおいうえおあお」
みのり「あおいうえおあお、あおいうえおあお、あおいうえおあお」
るい「(心の声:これもクリアしただと!?イケる!この二人とならイケるかも!)まさか、二人がここまでついてこれるとは思ってなかったわ!もっと、高い目標を狙いましょう!アイドルへの登竜門の、このオーディションに、3人ユニットとし
て出場を目指して頑張るわよ!いいわよね?」
二人「えっ!?レッスン始めたばかりなのに、いきなり?」
みのり「あ、あの、あの…」
ちゃお「(心の声:いきなりで、びっくりしたけど、のぞむところだわ!)もちろん、受けるわ!」
みのり「あ、あの、あの…」
るい「ちゃおなら言うと思ったわ!」
みのり「あ、あの、あの…」
二人「何?」
みのり「あああああ~、……えーっと、誰かお助けください。話に流されてここまで来たけど、この状況はオーディションを受けないと答えるべきか、気を使うべきか。
どちらの答えにすべきでしょうか・・・・・・?」
『台本:もりちゃんさん・くりぼーさん 編集:みのり』
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以上です。次回はとうとう最終回!
どうなることやら、楽しみです!
最終回ネタを思いつきましたら、リクエストフォームへGOです。
来月から、ミニドラマシリーズ新シーズンも始まりますよ。
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