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ノスタルジーなドブ

  • minori-suzu
  • 2015年5月21日
  • 読了時間: 3分

「またラジオの話かよ」ってくらい、またラジオからの話題です。

もう一週間が経ったのですね。時間が経つのは早いです。

高校くらいまではゆっくりと時間が流れていたはずなのに、今は「もう6月?あれ、ついさっきまで年末だったのに!」という感覚です。

さっきまでは、言い過ぎか。

今回のラジオで子供の時の思い出話が出てきたので、そこら辺のことを書いていこうと思います。

私は千葉県に住んでいて、1才からずっと同じ家に住んでいます。

二階建ての家です。

今は屋根裏にネズミも住んでいます。

お風呂場からアリが大量発生したこともありました。

庭は狭いですが、様々な種類の花が咲いています。

日が当たらない方の庭はドクダミがびっしり生えています。

日当たりが悪いので、壁にはカビがよく生えます。

そんな家で育ちました。

下町ではなく、ただの住宅地で育ちました。

何駅か出ると、少し栄えた都市(?)に出る場所です。

最寄り駅では、他にも多くの人が降車します。

住宅地がみっしりあります。

近所の子とはよく遊びましたが、やはり力関係などもありました。

パンザマストが流れ夕暮れが訪れると、大抵するめの匂いが漂ってきました。タイミングよく、ある家に行くとおじちゃんがするめを分けてくれました。

狸が現れたりすると、もう大興奮になり近所中でソーセージを持ち寄って大騒ぎになります。

習字を習っていた家の近くにドブがあり、近所の子たちと、そこを格好の遊び場にしていました。

なかなかに大きいドブで、下からもわっとドブの臭いが立ち上ってきます。

薄い緑、灰色、濃い緑、黒などのヌルヌルしていそうなコケが付着しています。

そんなドブを飛び越えて向こう岸に渡るのですが、着地点は土の地面で少し坂になっていて、何か月に一回かはドブに流される子供が出ました。

雨が降った後には土がツルツルになるし、他の子が飛んだ後もまたツルツルになるので、難易度は高めだったと思います。

誰かが流されると「○○ちゃん、流されたんだって!」とすぐ噂が伝わります。

そして、皆で走って見に行きます。

ただ、怪我をするとしても、かすり傷を負うかどうかというくらい安全で、特に心配する人はおらず物見遊山でした。

流された人も、スリルの方が勝っているのか、何日かするとまたドブを飛び越えて遊びだします。

そんな場所で育ちました。

今も、子供たちはあのドブに流されているのでしょうか。

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リスままで6月から新コーナーが始まります!

毎月、一か月完結でドラマを作っていこう!というコーナーです。

6月のテーマは、「アイドル気取りのるいさんと、その座を狙う勘違いアイドルちゃおりさん、二人を冷たい視線であざ笑う私」

これです。

つきましては、「こんな展開がいい!こんな台詞が入ってたらいいな」などのリクエストを募集します。

なんでもOKです。

もちろん、台本を送っていただくのも大歓迎です!

第1話の締切は、早いのですが今週日曜の18時までとなっております。

思いついた方は、こちらから「リスナーに言われるがまま!」を選んでどしどし送ってみて下さい。

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